本サイトはアフィリエイト広告を利用しています。掲載順は当サイトの基準で決めており、報酬額では変わりません。
はじめての方へ
はじめて依頼する方へ急いで決めることは、
ほとんどありません。
誰にとっても、はじめてのことです。何を聞けばいいのかも分からないまま、金額の話が始まっているかもしれません。
このページでは、今日やること、ご自身の立場によって変わること、そして見積書に出てくる言葉の意味を、根拠とあわせて並べます。
今日、決めなくていいこと
連絡を受けたばかりで、費用の話や業者の話が同時に来ている状態かもしれません。先に整理しておきます。
今日できること写真を撮る。見積を頼む。
部屋に入らず、玄関からで構いません。写真があれば、複数の会社に同じ条件で見積を頼めます。見積を頼むことは、荷物を動かすことではありません。
今日でなくていいことどこに頼むかを決める。契約する。
一晩置いて構いません。「今日決めていただければ」と言われたら、それは判断材料ではなく、こちらの都合を狭める話です。
お部屋の片付けそのものに、法律上の期限はありません。期限があるのは届出と相続の手続きのほうです1,2。期限のある手続きの一覧をご覧ください。
ご自身の立場によって、先に確かめる先が変わります
同じお部屋でも、あなたがどの立場かで、最初に当たる先が違います。
ご遺族・相続人の方
相続放棄をするかどうかが先です。荷物に手をつける前に、弁護士または司法書士へ。
お一人で亡くなっているのが見つかった
警察の検証が終わり、鍵が戻ってからの順番。
貸主・管理会社の方
費用負担の整理と、次の募集での告知の考え方。
清掃のあとの片付けまで頼みたい
清掃が先、遺品整理が後。買取を頼むときの注意。
発注者が誰になるかは、あとで効いてきます
ご遺族が発注し、費用を負担すると、相続について後から選べる範囲が変わる可能性があります3。放棄を検討している段階であれば、誰の名前で発注するかを決める前に専門家にご確認ください。
賃貸の場合、貸主・管理会社・連帯保証人のいずれが手配するかは、賃貸借契約の内容によります。契約書を手元に用意してから話を始めてください。
「3社から見積を」と「早く決めて」は、両立します
業者を比べるページには「3社以上から相見積もりを」と書かれ、別のページには「早く決めたほうがよい」と書かれています。時間の無い状況で、この2つは矛盾して見えます。
矛盾するように見えるのは、決めるまでの時間と、着手までの時間を混ぜているためです。分けると、こうなります。
- まず 2〜3社に問い合わせる
写真はまだ撮れないことがあります。警察の検証が続いているあいだは、ご遺族でもお部屋に入れません。鍵が戻っていない段階なら、間取り・築年数・発見までのおおよその日数を伝えるところから始めてください。それだけで幅の概算を答えられる会社があります。遠方にお住まいの場合も同じです。
- 鍵が戻ったら 写真を撮って同じ文面で送る
部屋に入らず、玄関からで構いません。同じ写真を同じ文面で送れば、条件を揃えて比べられます。ここは並行して進められるので、日数を消費しません。ご自身で行けない場合は、管理会社や親族に撮ってもらう形もあります。
- 翌日〜 見積が揃うのを待つ
この間、荷物は動きません。急ぐべきはここではなく、送るところまでです。
- 揃ったら 項目の粒度で比べる
総額ではなく、行が分かれているかを見ます。「一式」の見積書をご覧ください。
- 決めてから 着手日を決める
相続放棄を検討している場合は、ここで一度止まります。専門家の確認が取れてから着手します。
つまり急ぐべきなのは問い合わせであって、契約ではありません。ここを分ければ、比べる時間は作れます。
はじめてだと、つまずく言葉
見積書や説明のなかで出てくる言葉を、根拠になる条文・公的文書とあわせて並べます。当サイトの説明が正しいかどうかを、ご自身で確かめられるようにするためです。
- 特殊清掃
- 法律上の定義はありません。行政文書では、総務省の調査報告書の表の注に「自殺や孤独死などが発生した住居において、原状回復のために消臭・消毒や清掃を行うサービス」とあるのが確認できる唯一の記述で、国土交通省がこれを引用しています。4,5
- 一般廃棄物
- ご家庭から出る廃棄物のことです。産業廃棄物以外の廃棄物を指します。亡くなった方のお部屋にある家財も、処分する段階ではこれにあたります。6
- 一般廃棄物収集運搬業の許可
- 家庭から出た家財を業として運ぶために要る許可です。市町村ごとに、その区域を管轄する市町村長から受けます。名古屋市の許可で一宮市の家財を運べるわけではありません。6
- 排出者
- ごみを出した人のことです。名古屋市は「片付け後のごみ(一時多量ごみ)の排出者はそのご家庭です」と書いています。頼んだ相手が不適正な処理をした場合、責任がご家庭側に残ることがあります。7,8
- 一時多量ごみ
- 引越しや片付け、遺品整理で一度に大量に出るごみを指す、名古屋市の制度用語です。通常収集・自己搬入・市の許可業者への依頼の3つの方法が案内されています。9
- オゾン脱臭
- 環境省の「防脱臭技術の適用に関する手引き」に載っている脱臭方法のひとつです。オゾンを臭気に混合して臭気を酸化分解させるもので、特徴の欄に「腐敗臭に対して高い脱臭効果が安定して得られる」とあります。下水処理場やし尿処理場などで使われてきました。同じ酸化力が人体にも働くため、厚生労働省のモデルSDSは関係者以外の立入りを禁止することを求めています。作業中に部屋へ入れないのはこのためです。10,11
- 古物商
- 中古品の売買を業として行うために要る許可です。都道府県の公安委員会ごとに受けます。遺品の買取まで頼む場合に関わります。12,4
- 熟慮期間(3か月)
- 相続するか放棄するかを決める期間です。自己のために相続の開始があったことを知った時から3か月以内に、家庭裁判所へ申述します。判断がつかない場合は期間の伸長を申し立てられます。3,2
- 単純承認とみなされる
- 相続人が相続財産の全部または一部を「処分」したときは、単純承認をしたものとみなされます。以後は相続放棄ができません。片付けの前に確認が要るのは、この定めがあるためです。3
- 告知
- 不動産の取引で、宅地建物取引業者が買主・借主に事案を伝えることです。特殊清掃等が行われた場合は対象になり得ます。ただし氏名・年齢・住所・家族構成・死の態様・発見状況までを告げる必要はない、とされています。5
- クーリング・オフ
- 訪問を受けて契約した場合に、法定の書面を受け取った日から8日以内であれば、理由なく解除できる制度です。遺品の買取(訪問購入)にも8日間があり、その間は品物の引渡しを断れます。13,14
ここに無い言葉でも、会社ごとに指す範囲が変わるものがあります。「原状回復」がその代表で、どこまでを含めるかは契約と現場によって動きます(負担の区分は原状回復の請求書を検算する)。こうした語が見積書に出てきたら、何をどこまでやるのかを、言葉ではなく作業で説明してもらってください。
このサイトの使い方
当サイトは、愛知県で特殊清掃を自社で施工する会社を、確かめられる基準で比べています。順位の付け方は掲載の基準ですべて公開しています。
- 言葉の意味から知りたい場合は特殊清掃とはへ。法律上の定義が無いことと、それが会社選びに何をもたらすかを書いています。
- 段取りを知りたい場合は依頼から完了までの流れへ。あなたが決めることと、会社に任せる部分を分けています。
- 会社を見たい場合は名古屋市の事業者へ。市の許可業者一覧との照合を進めています。
調べていないことは、調べていないと書いています
当サイトは各社の項目を1件ずつ確認していますが、確認が済んでいない項目も残っています。その場合は「調査中」と表示し、確認済みの項目と区別しています。
「該当なし」と「まだ調べていない」は違うものです。後者を前者として扱うと、調べていないことを調べた結果として見せることになるため、分けたまま表示しています。
よくあるご質問
今日中に決めなければいけませんか
通常、その必要はありません。急いだほうがよいのは「見積を頼むこと」であって、「契約すること」ではありません。写真を撮って複数社に送るところまでは今日できますが、どこに頼むかは明日決めて構いません。
費用は、誰が払うことになりますか
ご事情によって変わります。ご遺族が相続人として負担する場合、賃貸借契約の連帯保証人が関わる場合、貸主側が負担する場合があり、保険が使えることもあります。まず賃貸借契約書を手元に用意して、貸主・管理会社と話す順番になります。当サイトでは個別の判断はできません。
遠方に住んでいますが、依頼できますか
できます。写真や動画での見積に応じる会社があり、鍵は郵送・管理会社経由・現地での手渡しのいずれかになります。作業中に立ち会う必要も通常ありません。ご自身の予定を組むときは「鍵をお預けしてから、お返しいただけるまでで何日か」を聞いてください。
出典
- 法務省「死亡届」https://www.moj.go.jp/ONLINE/FAMILYREGISTER/5-4.html(2026-08-04取得)
- 裁判所「相続の放棄の申述」https://www.courts.go.jp/saiban/syurui/syurui_kazi/kazi_06_13/index.html(2026-08-04取得)
- 法務省 日本法令外国語訳データベースシステム「民法(第915条・第921条)」https://www.japaneselawtranslation.go.jp/ja/laws/view/2058(2026-08-04取得)
- 総務省行政評価局「遺品整理のサービスをめぐる現状に関する調査結果報告書(令和2年3月)」https://www.soumu.go.jp/main_content/000675388.pdf(2026-08-05取得)
- 国土交通省「宅地建物取引業者による人の死の告知に関するガイドライン(令和3年10月)」https://www.mlit.go.jp/tochi_fudousan_kensetsugyo/const/tochi_fudousan_kensetsugyo_const_tk3_000001_00061.html(2026-08-04取得)
- 法務省 日本法令外国語訳データベースシステム「廃棄物の処理及び清掃に関する法律(第2条・第7条)」https://www.japaneselawtranslation.go.jp/ja/laws/view/4529(2026-08-04取得)
- 名古屋市環境局「片付け業や遺品整理業に伴って出たごみを市の許可なく運ぶと違法です」https://www.city.nagoya.jp/kankyo/page/0000158990.html(2026-08-04取得)
- 豊田市「違法な「無許可」の不用品回収業者を利用しないでください!」https://www.city.toyota.aichi.jp/kurashi/gomi/gomi/1059300.html(2026-08-05取得)
- 名古屋市「引越しや片付け、遺品整理などで一度に大量に出るごみ(一時多量ごみ)の処理」https://www.city.nagoya.jp/kurashi/gomi/1012410/1012415.html(2026-08-04取得)
- 環境省環境管理局大気生活環境室「防脱臭技術の適用に関する手引き(平成15年3月)脱臭技術一覧・脱臭効率一覧」https://www.env.go.jp/content/900397525.pdf(2026-08-11取得)
- 厚生労働省「職場のあんぜんサイト 化学物質「オゾン」GHSモデルSDS(CAS 10028-15-6・2002年12月13日作成/2006年10月15日更新)」https://anzeninfo.mhlw.go.jp/anzen/gmsds/0692.html(2026-08-11取得)
- 愛知県警察「古物営業法の解説」https://www.pref.aichi.jp/police/shinsei/sonota/kobutsu/kobutukaisetu.html(2026-08-04取得)
- 消費者庁「訪問販売(特定商取引法ガイド)」https://www.no-trouble.caa.go.jp/what/doortodoorsales/(2026-08-04取得)
- 消費者庁「訪問購入(特定商取引法ガイド)」https://www.no-trouble.caa.go.jp/what/doortodoorpurchases/(2026-08-04取得)
会社の許可・料金・サービス内容は変わります。当サイトは取得日を添えて記録していますが、依頼の前にご自身でも最新の内容をご確認ください。