はじめての特殊清掃亡くなった後の部屋を、最初に任せる一社を。

コラム/貸主・管理会社の方へ

貸主・管理会社の方へ特殊清掃後に家を売るなら、どこまで直す?売却前の清掃・復旧の相談

売却を考えている場合は、清掃と、売却方針に合わせた復旧工事を分けて相談します。先に全面リフォームを決めず、不動産の担当へ現状と施工予定を伝え、どの状態で売り出すかを検討してください。

鍵を相手の手へ渡す場面のイラスト

清掃会社と不動産の担当へ同じ情報を渡す

汚染や臭いが気になる場所、残る家財、撤去した床や壁、清掃済みの範囲をまとめます。作業報告や写真があれば、担当者ごとに違う説明をしないで済みます。まだ調査できていない場所は、未確認と伝えてください。

『売却予定』だけでは、居住できる状態を目指すのか、現状を説明して引き渡すのかが分かりません。売却方法を決める人と、工事の範囲を提案する人を分けて相談し、必要に応じて双方の打合せを依頼します。

清掃・撤去と、仕上げ工事の見積を分ける

汚染箇所の処理や撤去と、新しい内装材への仕上げを分けてもらうと、方針が変わったときも判断しやすくなります。最低限と全面復旧の二案を求める場合も、各案の完了状態を文章で確かめます。

工事にかけた金額が、そのまま売却価格に上乗せされるとは限りません。価格や税の判断は、実際の物件条件を伝えて不動産や税務の専門家へ確認し、清掃会社の提案だけで決めないようにします。

後から説明できる施工記録を保管

施工範囲、残った状態、保証条件を保管します。清掃をしたことと、売却時に何を告知する必要があるかは別の確認です。告知については経緯を隠さず、取引を担当する宅建業者等へ相談してください。

現状
清掃済み・未確認・撤去済みの範囲
方針
誰がいつまでに売却方法を決めるか
見積
清掃・撤去/仕上げ工事の区分
保管
報告写真、契約、保証と請求の記録

復旧前に買主候補へ部屋を見せてもよい?

見学できる状態かを施工担当へ、案内方法を不動産の担当へ確認します。清掃した箇所と未確認の箇所が混ざっている場合は、その情報を正確に伝えてください。写真や報告書を渡す場合も、私物や個人情報の公開範囲を確認します。工事の途中を完成後の状態として説明しないよう、施工段階と今後の予定を分けて共有します。

相談前の確認メモ

  • 売却方法が未定なら未定と伝えた
  • 清掃と仕上げの金額を分けた
  • 施工記録を不動産の担当へ共有できる

そのまま使える相談文

清掃後の売却を検討しています。清掃・撤去までと、内装の復旧までを分けて見積もれますか。不動産会社へ相談してから仕上げ範囲を決めたいので、各案の引渡し状態と残る事項を教えてください。

状況に合わせて書き換えて使える、編集部作成の文例です。

参考情報とこの記事の範囲

原状回復を含む作業案内を参考に、施工範囲を分けて相談する項目を作成しています。売却価格や告知義務を個別に判断するものではありません。1

確認メモと相談文は、依頼時の行き違いを減らすための編集部の提案です。各社の標準対応や、個別の契約・現場の判定を示すものではありません。

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出典

  1. 株式会社プログレス「特殊清掃サービス」https://www.tokusyuseisou-progress.com/service/(2026-09-22取得)

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