はじめての特殊清掃亡くなった後の部屋を、最初に任せる一社を。

コラム/住まいの片付け

住まいの片付け解体予定の家にも特殊清掃は必要?清掃と撤去の範囲を相談する

解体予定でも、汚染物や家財をどう扱い、周囲へ配慮して作業するかの確認は必要です。一方で、新しい床や壁へ仕上げ直す工事まで当然に頼む必要はありません。清掃会社と解体会社へ同じ予定を伝えて範囲を合わせます。

畳・床・収納のある部屋のイラスト

『解体する予定』と『解体が決まっている』を分ける

建物を残すか迷っている段階と、解体の契約・日程が決まった段階では、見積の前提が違います。家族の意思や物件の権利関係を確認する必要があるなら、その間に何を相談できるかを尋ねます。

清掃会社へは、現時点の予定をそのまま伝えます。確定していない解体を前提に必要な対処を省いたり、反対に使わない予定の内装を全面復旧したりしないよう、工程を分けた提案を受けます。

家財と建物を、ひとまとめにしない

家の中の物を搬出する作業と、建物を解体する工事は別の範囲として説明してもらいます。処分の手配や運搬の担当についても確認し、誰でも一括で運べるという前提にしないでください。

清掃後に解体業者が入るなら、撤去済みの箇所、残っている物、触らず確認してほしい場所を共有します。着工前に双方の担当が連絡できるよう、依頼者が窓口をつないでおきます。

見積を三つに分けて判断する

現場確認が必要なため、一律に『解体なら消臭不要』とも『必ず全面消臭』とも決められません。解体までの期間と周辺の状況を伝え、必要な作業と選択できる作業を分けて聞いてください。

清掃
汚染箇所への対処、周辺への配慮
搬出
残す物、家財の扱い、運搬先
建物
撤去する部材、復旧しない範囲、解体日
引継ぎ
写真、残った事項、双方の担当者

解体会社に、家の中の物も全部任せればよい?

家財の処理と建物の解体を誰がどの方法で行うか、見積と処分の手配を分けて説明してもらいます。残す物の探索や貴重品の保留は、解体の依頼だけに含まれるとは限りません。汚染がある場所は状態を事前に伝え、解体着手前にどの処置が必要かを担当同士で確認してもらってください。

相談前の確認メモ

  • 解体が確定しているかを伝えた
  • 家財搬出と建物解体を分けて聞いた
  • 不要な仕上げ工事が見積に入っていないか見た

そのまま使える相談文

この家は解体を予定していますが、日程は○○です。解体までに必要な清掃、家財の搬出、復旧しない範囲を分けて見積を相談したいです。解体会社との引継ぎに必要な情報も教えてください。

状況に合わせて書き換えて使える、編集部作成の文例です。

参考情報とこの記事の範囲

原状回復までのサービス案内と、家庭の廃棄物の処分に関する環境省の案内を参考に、清掃・搬出・建物工事を区別しています。1,2

確認メモと相談文は、依頼時の行き違いを減らすための編集部の提案です。各社の標準対応や、個別の契約・現場の判定を示すものではありません。

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出典

  1. 株式会社プログレス「特殊清掃サービス」https://www.tokusyuseisou-progress.com/service/(2026-09-22取得)
  2. 環境省「廃棄物の処分に「無許可」の回収業者を利用しないでください!」https://www.env.go.jp/recycle/kaden/tv-recycle/qa.html(2026-09-22取得)

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