コラム/住まいの片付け
住まいの片付け押入れ・クローゼットも特殊清掃の対象?中の遺品と内側の処理を分ける
押入れやクローゼットは、荷物の整理と収納内部の清掃・消臭を分けて確認します。扉が閉まっていたから影響がない、部屋全体の見積だから必ず含む、とも決めつけないでください。

収納ごとに、開けたかどうかを残す
間取り図があれば収納の位置に番号を付け、見たことのある場所と未確認の場所を区別します。扉の前に荷物がある場合や、奥が見えない場合は、そのまま業者へ伝えます。無理に荷物を動かして確認する必要はありません。
見積時に収納内を確認するか、中身の搬出後に調べるかを聞いてください。後者なら、追加の処理が必要と分かった場合の金額の決め方と承認手順も最初に共有します。
中の物を全部処分する依頼にしない
押入れには寝具以外にアルバムや書類がまとめて入っていることも考えられます。探してほしい物の種類を指定し、発見した際は処分を保留して連絡してもらうかを決めます。見つかることを保証してもらう話とは分けて相談します。
棚板や収納扉を残すか交換するかは、内部を確認した後の判断です。交換が必要と説明されたら、対象部材、理由、撤去後の復旧を尋ねます。造付け収納なら、工事の相談先も確認してください。
収納の確認票は場所と内容を組にする
『押入れの中』だけでは、複数ある家では取り違えます。部屋・位置・段を組み合わせて指定すると、報告も同じ順に受け取れます。
- 場所
- 和室の窓側/上段・下段・天袋
- 中身
- 残す物・探す物・判断保留の物
- 内部
- 棚・壁・床・扉の清掃対象
- 追加
- 未確認箇所が判明した場合の連絡
閉じている収納は、見積のときに開けておく必要がある?
依頼者が安全に開けられない状態なら、先に開けることを前提にせず調査方法を相談します。『中は未確認』と伝え、開けてよい収納と、書類・貴重品のため確認を待ってほしい収納を分けてください。中身の搬出と収納内部の清掃、造作の撤去では作業が違うため、開けて確認した後の見積の扱いも聞きます。
相談前の確認メモ
- 未確認の収納を見積時に伝えた
- 中身の処分と内部の清掃を分けた
- 残す物の探索と保留を頼んだ
そのまま使える相談文
状況に合わせて書き換えて使える、編集部作成の文例です。
参考情報とこの記事の範囲
残す物が誤って処分されるトラブルを避けるため、遺品の指定を先に行います。本記事の収納別の表は、指定を現場で共有しやすくするための編集部の提案です。1
確認メモと相談文は、依頼時の行き違いを減らすための編集部の提案です。各社の標準対応や、個別の契約・現場の判定を示すものではありません。
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地域から特殊清掃業者を探す出典
- 独立行政法人国民生活センター「こんなはずじゃなかった!遺品整理サービスでの契約トラブル(2018年7月19日公表)」https://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20180719_1.html(2026-09-22取得)
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