はじめての特殊清掃亡くなった後の部屋を、最初に任せる一社を。

コラム/会社の選び方

東海3県で特殊清掃の会社を調べる方法検索結果の並びは、
広告と自称です。

「特殊清掃 名古屋」と検索すると、広告、会社の公式サイト、比較サイトが並びます。この並びは、安全な順でも、安い順でもありません。広告の順と、各社が自分で書いた言葉の順です。

このページは、公的に確かめられるもの(許可の一覧)から始めて、公式サイトで見る4つ、対応地域、口コミの読み方、電話で聞く8問の順に、東海3県で会社を絞る手順を書きます。会社名の一覧は載せません。一覧より、確かめ方のほうが長く使えるからです。

メモを取りながら電話で相談する人のイラスト

検索結果の並びは、何を表しているか

上に出るのは広告、次に大手の会社の公式サイトと紹介サイトです。公式サイトにある実績の数や料金の安さの訴求は会社の自称で、第三者が確かめたものではありません。総務省の報告書も、遺品整理サービスの料金や手順に「公定や公認の仕組みは存在しない」と述べています1。

だから、並びで選ばず、確かめられるものから順に確かめる手順にします。

一 公的に確かめられる3つの許可

  • 一般廃棄物収集運搬業の許可(市町村)家財を業として運ぶのに要る許可です2。許可業者の一覧をウェブで公開している市町村と、公開していない市町村があります。東海3県91市町村の公開状況は許可業者一覧の公開状況に、各市の一覧へのリンクは市町村ページに載せています。
  • 建設業の許可(国・県)床や壁の復旧を請け負うのに、軽微な工事を除いて要ります3。国の「建設業者・宅建業者等企業情報検索システム」で、商号から誰でも調べられます4。
  • 古物商の許可(県公安委員会)遺品の買取をする場合に要ります5。許可番号は公式サイトか見積書で確かめます。

一覧に無い会社が無許可とは限りません

許可は取りにくく、総務省の調査では遺品整理サービス事業者69社のうち許可を持っていたのは34社でした。多くの会社は許可業者と提携して運びます。確かめるのは「誰が運ぶのか」と、その会社が一覧にあるかです(許可を自分で確かめる)。

二 公式サイトで見る4つ

  1. 料金を公開しているか。作業別の単価か、間取り別の目安か、「現地見積のみ」か。公開があれば、見積の検算ができます(作業別の料金表)。
  2. 追加料金が出る条件を書いているか。「床下まで達していた場合」のように条件があるか、「追加なし」と明記しているか。
  3. 消臭保証を書面で出すか。期間、対象、再対応の費用。書いていない会社は、見積のときに聞きます(消臭保証の書面)。
  4. 許可と資格の書き方。許可番号があるか、提携先の許可で運ぶと書いているか。資格は参考までに(特殊清掃の資格とは)。

当サイトの掲載の基準は、この4つを公式サイトで確認できるかで配点しています。

三 対応地域に、あなたの市の名前があるか

「愛知県全域」と書く会社と、市町村名まで書く会社があります。岐阜県や三重県の町では、名古屋の会社が対応するかどうかで出張費と訪問できる日が変わります。公式サイトに市町村名があるか、無ければ見積の前に「〇〇市への出張費と、来られる日」を聞きます。当サイトの市町村ページでは、掲載社のうち市名を対応地域に明記している会社を冒頭に書いています(岐阜県、三重県)。

四 口コミの読み方

口コミは、件数より中身です。「対応が早かった」より、「見積と請求が同じだった」「臭いが戻ったときに来てくれた」のほうが、確かめたい項目に近い情報です。星の数は、依頼の種類(遺品整理だけ、特殊清掃を含む)で意味が変わります。読み方は口コミの読み方に分けて書きました。

五 電話で聞く8問——同じ質問を、同じ順で

2〜3社に絞ったら、同じ質問を同じ順で聞きます。答えの違いがそのまま比較になります。

  1. 最短でいつ現地に来られますか。当日は可能ですか。
  2. 現地の見積は無料ですか。出張費や調査費はかかりますか。
  3. 写真やLINEでの概算見積はできますか。
  4. 見積書は作業ごとに分かれていますか(清掃・消臭、撤去、搬出、処分)。
  5. 見積のあとに追加料金が出るのは、どんなときですか。
  6. 消臭の保証は書面で出せますか。期間と、再対応のときの費用は。
  7. 家財の搬出と処分は、自社の許可ですか、提携先ですか。
  8. 遠方で立ち会えない場合、鍵の受け渡しだけで作業できますか。終わったあとの報告は写真ですか。

金額の目安、他社の評価、個人にかかわることは聞かなくて構いません。聞き方は初めて電話するときに。

よくあるご質問

市の許可業者一覧に載っていない会社は、無許可ですか

限りません。許可は取りにくく、総務省の調査では遺品整理サービス事業者69社のうち許可を持っていたのは34社でした。多くの会社は許可を持つ会社と提携して運びます。確かめるのは、実際に運ぶ会社がその市町村の一覧にあるかです。1,2

県外の会社に頼んでも大丈夫ですか

対応地域に含まれていれば頼めます。ただし出張費と訪問できる日が変わり、家財を運ぶ許可は市町村ごとなので、運ぶ会社がその市の許可を持っているか提携しているかを確かめます。2

特殊清掃の会社の一覧はありますか

当サイトは会社名の一覧を載せていません。公的に確かめられる一覧は、市町村の一般廃棄物の許可業者一覧と、国の建設業者検索、県公安委員会の古物商です。そのうえで公式サイトの4つと電話の8問で絞る手順をこのページにまとめています。

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出典

  1. 総務省行政評価局「遺品整理のサービスをめぐる現状に関する調査結果報告書(令和2年3月)」https://www.soumu.go.jp/main_content/000675388.pdf(2026-08-05取得)
  2. 法務省 日本法令外国語訳データベースシステム「廃棄物の処理及び清掃に関する法律(第2条・第7条)」https://www.japaneselawtranslation.go.jp/ja/laws/view/4529(2026-08-04取得)
  3. e-Gov法令検索(昭和24年法律第100号)「建設業法(第2条 定義/第3条第1項 建設業の許可。ただし書に「政令で定める軽微な建設工事のみを請け負うことを営業とする者は、この限りでない」)」https://laws.e-gov.go.jp/law/324AC0000000100(2026-08-18取得)
  4. 国土交通省「建設業者・宅建業者等企業情報検索システム(建設業者検索。許可行政庁・許可番号・商号・代表者名・営業所・所在地を公開)」https://etsuran2.mlit.go.jp/TAKKEN/kensetuKensaku.do?outPutKbn=1(2026-08-18取得)
  5. 愛知県警察「古物営業法の解説」https://www.pref.aichi.jp/police/shinsei/sonota/kobutsu/kobutukaisetu.html(2026-08-18取得)

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